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団子が食いてえ~~!!★新之助シリーズ第9話

お久し振りです。
新之助シリーズ・第9弾を始めようと思っていますが、
このお話も
いくつかの前置き・・・
落語で言えば、ネタ仕込みをしておかねば
うまく伝わらないことがあります。

現代話に慣れていらっしゃる方には
よく判らない用語?もありますので、
むかしかたりを含めて
地ならしをしてみようと思います。

大きくは二つのキーポイントがあります。

用語としては、
団子と田楽で・・・。

なんじゃ?
そんな食い物知ってるぞい!!
と、おっしゃらず、
まあ・・・
少しお付き合い下さい。

それでは、早速ですが、
まず・・・。
団子から・・。

この団子という言葉は実は
隠語でございまして・・・。

団子が隠語であると知ったのは
憂生のご幼少のみぎり・・。

あはは・・・。

今となっては、何と言う題名であったかも、
主演の男優が誰であったかも
サッパリ分からないという遠い記憶。

映画はやくざ映画。
何かの依頼をしたやくざの大物が
頼んだ相手に
「団子をくわせてやる」
と、自分の店/キャバレー?/の女の子から
気に入った女を選べというわけです。

言われた男が選んだ相手が
なんと・・
その大物やくざの情婦ということなのですが・・・。
男が一度約束したこと、
大物やくざは何も言わず
相手に自分の情婦を渡すのですが・・。

このあたりは約束ごとを重んじる任侠世界の演出でしかないと思いますが、
子供心に
何でHのことを
「団子」と、いうのか、
不思議に思ったまま・・・。
時がながれ・・・。

新之助のこの話のプロトを書いた後に
まだ・・・、不思議に思い起こしておりました。

ところが・・・気に留めていると
そういう/どういう?/視角で物をみるものでして・・・・。

ある日のこと。
TVで本物の団子売りの職人芸?手さばきを
放映している所に遭遇しましたな。
多分・・・団子三兄弟のヒットのせいで
作られた番組でしょう。

やわらかく蒸しあげた団子を手に取り
串をグッと、押し込んでゆく・・・

・・・・・。
・・・・・。

木の又を見ても欲情する
という・・・、わけでもないですが・・・。
ようするに・・・。
そういう感覚です・・・。

団子の白い餅肌にぐううううと
串がつきこまれてゆく・・・・。

なるほど・・・。

年月は偉大な師匠で御座いますな。

団子をくわせてやる。
と、いう言葉が
Hを暗喩するという事が
やっと分かる様に成りました。

新之助シリーズは
こういう
暗喩を知っておいて貰った上で
読んでいただきたいと
まず・・・は
団子について・・・。

続いて
田楽・・・。
コレは、Hなことではなく、
江戸っ子気質を例える代表的な話として
落語にもちょくちょく,語られることですが、
念のために描いておきます。
が、
ちょっと、長くなりましたので
次のスレッドに田楽の続きを落とします。

随分、遅くなりました。

前振りどころか、置き去り状態で
いい加減、忘れ去られていたのでは?
と、おもいつつ、しゃあしゃあと
田楽について、前置きをくりのべさせていただきます。

田楽というのは、通常
串を二本うってありますな。
団子が串一本で団子を支えているコトを思いますと
田楽も一本でどうにかならないかと思いますが、
これが、うまくいきません。

豆腐やこんにゃくに串を一本うっても、
くるくるとこんにゃくがまわりだしたり・・。
こうなると味噌を乗せるなんて芸当も不可能で
もっといえばたべにくくてしかたがない。

で、考えた末に
串を二本打って、安定させたという所でしょう。

で、この二本うった串という名案でありますが、
コレをもってして、
武士、さむらいを揶揄に引き出されることがあります。

武士・サムライというものも
丁度・刀を二本さしておりまして
いわば、田楽のようなもので御座います。

ですから、
江戸っ子の喧嘩の啖呵にありますな。

「貴様・・武士をなめおってからに」
「へ?なにいってやがんでえ!!
サムライもでえくも人間にかわりがあるじゃなし」
「貴様・・ゆるさんぞ・・・・」
「おや?ぬきなすったね?
刀をぬきなすったね?」
「ふん・・刀の露にしてくれるわい」
「へ?刀をぬきゃあ、こわがるなんておもってたら、おおまちがいだい。
サムライ、サムライ。威張るなサムライ。
え?二本ざしが怖くて田楽がくえるかってんだよおおおお」

てな、調子です。

憂生は
こういう出典を読むたびに非常に巧い言い回しだと思いますな。
田楽の二本ざしと
武士の二本ざしを
見立て並べて
ほざく啖呵も江戸っ子らしくていいや。

ですがね。この新之助シリーズに置いて
重要なことは
田楽が二本ざしなら
団子は一本ざしだってことです。

そして、
二本ざしが刀の二本ざしを意味するだけでないことも、
一本ざしが団子の串一本を意味することだけでもないことも
ちょっと、伝えておきます。

非常に不可解?
あるいは、先が読めたと思われたかもしれませんが、
いよいよ、次のスレッドから
本編を出発させます。

どうぞ、よろしく!!

非番の新之助である。
で、あるのに、勤勉実直な男は
登城の刻限にあわせて、目をさましてしまうのである。
自室の床の中でねころがっていても、仕方が無い。
素振りでもするかと、木刀を片手に庭にでて
やあ!
や!
と、一汗かくまで、闇雲に木刀をふりまわしておりましたが・・・。
「むむ?」
手ぬぐいで汗をふき取っておれば、
庭も
今は、、
新之助が叫び声をあげておりませぬから、随分と静かなものです。

「むむむ?」
こんな朝早くから、子供の声がきこえてきます。
家老宅に、子供が入り込むは可笑しな事、
まして、こんな、朝早く・・・。
はて?はて?と、新之助は声の聞こえる方に歩んでいきました。

歩みついたその場所とそこにいた、声の主。
その少年の風体で、
新之助の疑問がさまに解けていきました。

場所はくど。
台所ですな。

少年は近くの河口から、掘りだしてきた蜆をうって、
たっきのたすけにしているというところでしょう。

びくから、量り出した蜆をくどの端女が竹笊にうけとって。
蜆の代金として、いくばくかの小銭を端女からうけとる少年は、
にこやかである。

「ふむ・・・」
世の中は広い。
新之助のように家老の父の七光りをうけて、
出仕した途端、殿の近習にまで、出世し、
のみならず、
殿に特別に目をかけられ・・・
手を掛けられ・・・いやいやいや・・それは、まあ、おいといて・・・

かたや、どうみても、まだ12、3。
朝の早くから蜆を売り歩くには、
深い夜のしじまに
河口にしじみを掘りにいかねばならぬ。
まだ、冷たい水は、
夜中には、いっそう、冷たかろう。
こんな苦労をしなければ、ならない少年の生い立ち、境遇が、
ふと、気になったが
そこまで、根堀り、葉堀り、きくわけにもいくまい。

せめて・・・。

「おい」
突然の声に振り向いた少年は、
「はい」
と、素直に新之助を見つめる。
新之助を見つめた目がそのまま、新之助の木刀に注がれる。
「お稽古のお邪魔になったようですね」
新之助のようすから、少年はそう、類推したようである。

「いや、いや・・・そうじゃない。
わしは、朝の早から、仕事に精をだすおまえの姿にいたく、感心した。
で、一声、ほめてやろうと思って、声をかけたのだが・・・」
が・・・馬鹿のようである。
少年にすれば、わざわざ、一言、褒めるために声をかけてもらったところで
なにも、実利もない。
むしろ、このくそ忙しい朝の刻限は
一件でも、多くの家の勝手口にたって、蜆を売りたいのである。
「はあ・・」
多少の戸惑いを見せられて、新之助も気がついた。
「ああ・・・すまなんだ」
どうにも、馬鹿であった。
「あ、・・あとでな。蜆を売り終えたら
此処に来い。
そうだな・・・団子でも、食いにつれていってやろう」
少年が嬉しそうに頷くと
新之助もほっとした。
大人としての面目躍如がはたせそうである。
暇つぶし半分の如く、口先だけで褒めることならたやすい。
新之助ももう少しで、
お暇な御大尽の自己満足という、恥を負う所であった。
せめても、褒めて遣わす。
らしい、実を伴ってこそ、大人であろう。

蜆売りの小僧が立ち去って一刻もすぎただろうか。
縁側に腰をおろし、手持ち無沙汰の新之助の前に
くどからお女中が歩み寄ってきた。
「新之助様・・・さきほどの蜆売りがきております・・・」
そうそう・・・。
それを待っておったのだと、
新之助は居室に入り
もののふの魂である、刀をわきに帯びると、
くだんの小僧の待つ勝手口に急いだ。

勝手口に現れた新之助を
ほれぼれと、見つめる少年の口はぽっかりとあいたままである。
「いかがいたした?」
新之助にほうけた顔を見咎められたを恥じるか、
小僧は大慌てで弁明しだした。

「朝の木刀で分かってたけど、
こうやって、二本刺しているのをじかにみると、
おいら・・・あこがれちゃうなあ」
「ふむむ?
ぼうず。おまえは、武士になりたいのかの?」
「う・・・。
おいら・・・。
おいらのちゃんは、仕官するって、都にまでやってきたのに、
どこにも、仕官の先がみつからず、
食い詰めて・・・腰のものも今じゃ、竹光・・な・・んだ」
「ふむむ・・・そうか・・・」
てて親が武士の魂を手放さざるを得ないほど困窮しておれば、
この小僧も蜆をうって、一家のたすきをしているのであろう。
そうなれば、小僧も、食い盛りであるに関わらず
食べたい物も食べられないのであろう。
そうなれば・・・・。
団子などという甘いものを買って食うなどという事もいっそう、できないことであろう。

「おまえは親孝行なんじゃなあ」
働き者で親孝行。
「おまえは、良い子じゃな。
今日は褒美に団子をいっぱいくわせてやるから、
ついてまいれ」
「うん!!」
憧れの帯刀のいなせなおさむらいさんと一緒にであることも
団子を食べさせてもらえることも
嬉しくてたまらないと、少年が大きく頷いた。

さて、さて、
ぷらり、ぷらりと城下まで歩く新之助につきしたがいながら、
小僧はうっとりと、新之助の腰あたりをみつめる。
「おさむらいさま。
この刀はどこのものだい。
おいら、こんな綺麗な漆黒の鞘はみたことがない」
う~~~む。
当然といえば、当然である。
刀は備前長船の上物。
そんじょそこらでおめにかかれるような代物でない。
だが・・・。
「おまえ・・・目利きじゃの・・・」
「うん?」
「この刀はの・・・長船じゃ・・・」
「え?」
子供でも聞いたことがある。
「これが・・・長船・・・
刀身を・・・見てみたい・・」
「ふむ・・・」
肩の力をおとしたまま、小僧が新之助に尋ねる。
「ねえ?
おいらでも、いつか、こんな立派な刀をさせるようになれるかな・・・?」
「うむむ・・・」

てて親が食い詰め浪人。
よほどの伝がなければ、士官などできない今のご時世である。
てて親の仕官の口を捜すより
小僧が帯刀できるは、夢のまた夢に近い。
だが、現実を言うは、あまりにも惨い。
「な~~に。いつかでなく・・・
どうだ?
この刀・・・さしてみるか?」
「え?」
質問をはぐらかされたことも忘れるほど、嬉しかったのだろう。
「いいのかい?
団子まで、おごってもらって、
刀まで触らせてもらって
いいのかい?ほんとに?
ホントにいいのかい?」
あまりの喜びように新之助もお安い御用だと思える。
本来。
刀を人に貸したり、預けたりはしてはならないものである。
それでも、少年が喜ぶなら
構わないと思ったのであるが・・・。
とは、いうものの、往来の人の目の前で
刀を貸すような行為をさらすわけには行かない。

そうだ。
団子茶屋にいけば、
奥のへやがあろう。
そこをかりて、
刀身もみせてやろう。

よしよし。

と、妙案に頷いていた新之助ですが・・・・・。

ここから、
とんでもない事件?が勃発するとは思いもだにしない新之助でもあったので
あ~~~~りまする~~~~~。

団子茶屋の店先で、お婆がひとり、団子を丸め
串をうっては、
焼き上げて、
甘い醤油だれをはけにからめて、香ばしい匂いをたちあげさせている。
「お婆・・このこに好きなだけ、団子をくわせてやってくれ」
むろん、この注文の主は新之助である。
「あ、奥の部屋は空いているか?」
「あいあい・・・どうぞどうぞ」
婆の承諾を得ると新之助は小僧を連れて奥の部屋に踏み込んでいく。

「まあ、まずは、たるほど、団子をくうがいい」
その後でおまえにやくそくしたとおり。
この長船を帯びさせてやろう。
畳の間にあがりこむと、新之助は刀を傍らに置いて
茶卓を前にする。
小僧もおずおずと、茶卓の前に座り込み
新之助の正面で団子を待つ事に相成った。

やがて、ほくほくと湯気のあがる香ばしい団子が
皿一杯、山盛りで運びこまれてきた。
「うわ~~~お」
喜び勇んで団子を矢継ぎ早に口に運びこむ小僧であったが・・・。
「あれ・・・?
おさむらいさまは・・・たべないのかい?」
「むむむ・・・」

作者お詫び/今回はなにかと、この「むむむ」が多すぎることをお詫びいたします。

どうも、新之助は甘いものは苦手である。
苦手であるが妹に頼まれせがまれ
団子茶屋へのお供こそ何度か、したことがある。
「うむ、まあ、今日はよい」
「よく、食べに来てるから、飽きたってことかい・・・」
また小僧が淋しそうな顔になる。
刀をさせるような立派なお侍になれれば、
団子なんか、飽きるほど食べに来れる。
なのに・・・。
ちゃんもおいらも・・・。

小僧の心根を察すれど新之助もなんとも、いいようがない。
小僧の気をそらす最後の手段はやはり帯刀の真似事しかないのだろう。
「まあ、しっかり、食べろ。
そのあとで、ほら」
刀をぐっと差し上げると
小僧は今、泣いたからすさながら、現金なもので、
にっこり笑うと、
よほど、帯刀してみたいらしい。
大急ぎで皿の山盛りを平らげ
ぐっと、新之助に両手をさしのべた。

「うむ」
小僧の手に長船を預ける。
早速たちあがって、帯紐の隙間に長船をつっこんではみたものの・・・・
「おさむらいさま・・・どうだい?」
喜々とした声に事実をつげるは忍びない。
だが・・・。
「どうも・・・いかぬ」
事実をつげるには、それなりの原因追求が出来ていなければならない。
「やはり・・・その着物では・・・みょうちくりんじゃ・・・」
ひょろひょろと背が伸びてきた少年に着物をあつらえてやることも出来ず
つんつるてんの着物から手足がのびだしているし、
おまけに、町人格好である。
「そ・・そうなんだ?」
沈んだ声を浮き立たせるために新之助にまた、妙案が浮ぶ。

「そうじゃ・・・。
貸しついでじゃ、このわしの着物をはおってみるがよい」
胴回りこそほそっこいが、背丈は新之助とそんなには、変わらない。
なんとかなろう。
と、新之助は着物を脱ぎ始めた。

なにからなにまで、心尽くしてくれる新之助の素早さにつられ、
小僧もつんつるてんの着物をかなぐり捨てた。

新之助の前に半裸の小僧が突っ立ち
これは、
これで、
いささか、妙なムードをかもし出す構図であり
あにはからんや。

まさに新之助の胸中に去来するものがある。

華奢なくせにしなやかでつややかな少年の肌。
魅せられる。

それは、まさに・・・・。

『殿?・・・
殿も・・・
こんなお気持で新之助をめでてくださったのですか・・・?』

殿の欲情気分をなぞらえたら、
この先どうなるか?

あ~~~た。

そんなもの!
見え見えもいいところの
ガラス部屋ちゅう奴っしょ?

さてさてさて・・・。
団子屋の奥の部屋のふたりは・・それから、
どうなったことでしょうか・・・・。
ちょっと、のぞいて見ましょう・・・・。

「二本ざしにあこがれておると、いうておったな」
どうやら、新之助、なしをつけるか?
それとも、なしくずし?

「うん。
二本ざしをみてるだけで、どきどきするよ。
だから、田楽をみてるだけでも、うっとりするよ~~~」
なんて、
刀と食い物を一緒にして、惚けてる場合ではないのですよ~~~。
だって、ほら・・・・。

「それでは、こっちの二本ざしはどうじゃ?」
新之助言うが早く、
小僧を引き寄せ、下半身のうすっぺらい布切れをとりはらうと、
小僧を引き倒し
いきなり、小僧の局部に指二本をいれこんで、
ぐっちょぐっちょ・・・
こねこね、こねこね。
指のまたを開いて局部を押し広げてみたり、
すぽすぽと、二本ざしをおしこんだり、
引き戻したり・・・・。

おい!
そ、そ、それは、少年法にひっかかる行為じゃないかああああ?
と、いうよりも、
小僧の方は?
強姦そのものの、行為に小僧は心神喪失?
恐怖におののいてる?

え?
あり?
「はひ~~~~~ん・・・」
って?
それ、なんか気持よさそな声じゃあ~~~りませんかああああ?

どうやら、小僧は・・・受けだったようです。

でも・・・・。
おい!
作者、都合よすぎねえ?
って、思ってません?

それが、こういうの、あり。なんすよ~~~。
類は友を呼ぶというか~~~~~~。
蛇の道は蛇。
つ~~~~か~~~~~。
魚心あれば水心ちゅ~~~~か~~~~。
まあ、なんすよ。
犬も歩けば棒にあたる。
新之助が歩けば・・・男色にあたる・・・んですな。
嘘こけ?
ン、な事を疑うなら、今までのシリーズ読んでみてやってください。
だいたい、新之助は妙に男好き?される奴なんすから・・・・。

って、まあ、都合の良い展開をらしく/ない?/言い訳してる場合じゃないかも~~~~。

「おさむらいさま・・・
おさむらい・・さま・・・」
なんだか、小僧の声色がピンク、ピンクしてますけど~~~~。
新之助?
あ~~~た。
ちゃんと、責任とれるんすか~~~~?

なんだか、胸がキュンとする・・小僧の反応に
殿と新之助の馴れ初めを重ねあわせてしまえば、
いっそう、新之助の手管は精緻を増すばかり。

しこしこ
きゅきゅきゅきゅ
ぷすぷす
こねこね
ずぽずぽ
ぐいぐい

まあ、作者の足りない脳では、
これ以上の擬音がでてまいりませんが、
新之助は必死でかつ真剣に
二本ざし作業に没頭しておりますな。

そして、くだんの小僧は
いっそう。
「あひあひ~~ん」
「うぇうぇ・・・ごわ~~~」
「あう~~~ん」
なんだか、某コメディアンの
馬鹿殿さまを彷彿させる雄たけびをあげておりましたが・・・・。

やがて・・・・。

「おさむらいさま~~~~」
懇願の音色は何を表すか?
「どうじゃ?気持ちよいかあ?」
「いいよ~~~。いいよ~~~。
だけど、
だけど、
おいら、団子が食いたい~~」
へ?
「何をいうか・・・。
さっき、たるほど、たべたではないか」
新之助、やはり、元々が勤勉実直な男。
融通がきかないというか、
発想の転換がないというか・・・・。
たんに、うといというか・・・。

そりゃ、そりゃと新之助。
引き続き
二本ざしをさして、さして、
こねて、こねて、
押し込み引き込み
くりかえせば、
小僧、ますます、せつなく

「おさむらいさま、
団子を・・・
団子を・・・
くわせておくれ~~」

賢明なる読者の皆様は
小僧の哀願がどういう類いのものであるか、
すでにお気づきでしょう。

二本ざしが田楽なら、
一本ざしが団子。

こういう図式ですから
二本ざしが指で行われてるなら
一本ざしは何を使用するか?

小僧は指だけの刺激では、物足らなくなって
一本ざしを要求しておるわけですな。

なんども、強請られて
新之助もやっと、気がつきました。
「なるほど」
指の串ではなく、
新之助の一本串が欲しい。
「そうか・・・これか・・・」
指を収めていた場所から
指を引き抜きますと
新之助は一本串をぐううううううううと突きこんでいきました。

『おわ?』
小僧の局部を刺し貫いていく新之助の一本串のその様は
まさに
串で団子を貫くにさも似たり。
『なるほど~~』
団子が食いたいはまさにいいえて、妙。

さあ、どうじゃ。と
新之助。
今度は一本串で小僧を責める。責める。
「あい~~ん」
「ひょえ~~ん」
奇天烈な雄たけびを上げながらも小僧は
「気持いいよ~~~
気持いいよ~~~~
もっと、もっと、
団子をくわせておくれ~~」
新之助も小僧をココまで忘我の境地に立たせれば
大満足で、
ぐいぐいぐいぐい
「もっと、もっと、くわせておくれ~~」
ずぴょずぴょずぴょ
「もっと、もっと、くわせておくれ~~~」

興にのったまま、
熱い遊戯に夢中のおふたりで御座いますが・・・・。

この遊戯を聞いていたのが、
当然、店先で団子を焼いているお婆。
白日に奥の部屋に引きこもるくらいですから
非常なる淫猥な行為がおこなわれているは、
周知のことでしょう。
ですから、
男色?
そんなことくらいにめんたまをひん剥いている場合ではありません。
とにかく、
商売。商売。
団子を作らねば・・・と婆も大忙しなのです。

そして、奥の部屋からはあられもない声がいっそうひびいてきます。
「どうじゃ?
どうじゃ?」
「うえ~~ん・・
もっと、もっと・・・くわせておくれ~~~」

しっぽり、ほっくり、
団子をくいまくるおふたりですが・・・。

突然!!

がらり!!

部屋の戸が開きますと
婆が乱入してまいりました。

こら!!
不届きモノ!!
この神聖な交わりの場所に断りもなく
しかも、突然、おしはいってくる・・・?

「あり?」
婆のてには先程よりもっと大きな大皿があります。
その大皿には
うずたかい団子の山。

「なんじゃ?そりは?」
小僧をしっかりだきこんだままですが
さすがに、
一本串のつきこみは静止させておいて
婆をとがめますと・・・。

「ご注文の追加でございます」
と、しゃあしゃあといいのける。
「なにをいうか?
追加なぞいたしておらぬ」
「へ?
何をおっしゃります。
何度も・・・きこえておりました。
それに最初にたるほど食わせてやれと・・・」
確かにいったが、
それでも、もう、最初の皿の団子はくいつくしておるし、
追加なぞ、できる状況でもなし
「いうておらんわい」
むうとした、新之助ですが・・・。
「いいえ・・。
ほれ・・・
今も・・・」

新之助のつきこみが止まったせいですな。
小僧が強請りはじめてました。

「団子をもっと、くわせておくれ~~~」

確かに・・・追加注文だ~~~~~!!

婆が部屋から出て行き
残された
山ほどの団子・・・・。
どうすればいいんしょ?

とは、いうものの、この状況。

団子のさばきはあとにして、と、
新之助も、
小僧もいよいよ
フィニッシュをむかえるために
こしこし、

しこしこ
きゅきゅきゅきゅ
ぷすぷす
こねこね
ずぽずぽ
ぐいぐい

「あひ~~~ん」
「あひひひ~~~ん」
二人で快い頂上を制覇すると、
しばし・・・
余韻を楽しみ
そして、新之助の腕の中で小僧が
「おさむらいさま・・・また、あってくれるよね」
次の逢瀬を強請ります。

されど、団子の山盛りにこりた新之助は、
ちょっと、凝った言い回しで小僧に答えました。

「今度は田楽でも食いに行こう」
その場所なら、団子をくいたいと叫ばれても
もう、山盛りの団子が運ばれてくることはありません。
懐の大枚がとんでいくはめにもおちいらないでしょう。

そう考えて
初手からはじめた、
前戯行動の二本ざしを田楽に例えて
小僧に承諾してみせたつもりだったのですが、
新之助の意匠は届かず
「やだ!!
おいらは、団子がくいたい!!」

あ~~~~~!!

ばか、ばか、ばか!!

その声に・・・また、お婆が乱入してきました。

さっきより、もっと大きな大皿を持って・・・!!

・・・・おしまい・・・・

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