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さらい。2. 


良人の狂気に

たじろがなかった。

それは、憂生が狂いかけたことがあるせい。

と、かいたが、

もうひとつ、前があった。

15,6の頃である。

憂生は一種の憑依現象に落ちた。

狂った言動。

自動書記。

他の人物の介入。

親父はそんな、憂生に

ひとこと、

つぶやいた。

「こまったもんだなあ」

これをまにうけ、

憂生に憑依したものと

喋ると、

狂った人間が表に立つ。

「殺す」

なぞと言い出すのである。

ところが、

親父が困っているのを、

みると、

憂生のなかから、

また、別の者がでてくる。

そして、

「近くの神社に金をわたしなさい」

と、いいだすのである。

親父はしばらく、憂生をみていたが、

「どこにいけばいいか、案内しなさい。

いくら、わたせばいい?」

憂生は1万円ほどの金額をいい、

親父を

近くの神社に連れて行った。

そして、

親父は憂生に指図されるまま、

神社の中に金を落とし込んだ。

不思議なものである。

そのときなのだ。

憂生は正気に戻ったのである。

なにを、馬鹿みたいなものに自分をうばわれて、

親父をこんな馬鹿な眼に、

あわせている?

憂生のために、親父は・・。

憂生の言動を信じ、

なんで、親父まで、こんな惨めなことさせなきゃ、いけない?

憂生。あほちゃうんか?

こう思った。

自分を取り戻したのである。

このことが、憂生の中に残っていたのである。

もし、親父が、

憂生を、しんじなかったら、

なにを、ばかいってると、否定したら、

憂生はどうなっていただろうか?

憂生は己をさげて、

馬鹿事にてっしてくれた親父に救われたのである。

相変わらず、うまくいえないが、

こういう、経験が

良人の狂いの時に

役に立ったと思っている。

親父は、

ありがたい人であったと、今も思う。


*こういう親父がいたおかげで
憂生は、まずはきださせるというか、心の内にあることをはきだしてもらうために
否定せず、うけとめていくということの大切さというか
(もう、このさい、すごさというか・・)
重要性にきがつかされたといっていい。

そして、はきだしていけば、ふと、平常心にかえったり
冷静さ・客観視がなりたってくるし
人の意見も耳に入る。
胸に思いが詰まっている状態では
いわば、満腹状態で人の話などはいるすきまがない。


だから、話すということはとても大事な事だと思っている。


過去、あめさんがとざした世界にいて
それが、憂生のブロー・ザ・ウィンドをよんだのがきっかけで
心をひらきはじめ、
「話」をしはじめた。


憂生はそのことを非常に喜んだ。


それは、上にかいたように
憂生が「話す、吐き出すこと」の重要性を
身をもって体験していたから。


こういう意味でもありがたい親父がいたおかげで
気が付けた物事だったと思う。

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