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葵・・・そのあと・1

 彼が・・・突然、帰ってこなくなった私をそのままにするはずがない。

だけど、彼もまた、なにかを察していたのだろう。

最初の時点で

「どうしたの、なにかあったのの?事故?病気?」

そうとでも、心配してくれれば、

私はマーケットの男から、すぐに、

彼のもとに戻っていたかもしれない。

一度だけの癒し・・・

そう踏ん切りをつけて

口を拭って彼のもとに帰ったかもしれない。



だけど・・・・。

確かに彼は誰よりも私を理解していた。

別れの季節が巡ってきたのだと恐ろしいほどに直観していた。

それは、いつか、来るものだとどこかで覚悟しておかねばならないとわかっていても

それが、今なのだと突きつけられると

彼は迷ったことだろう。

迷ったおかげで

なにかあったの?の一言で私を引き戻すチャンスをのがしてしまった。

不器用で鋭敏すぎて、

取り繕うことができない穴をあけてしまっていた。



1週間もたったころに

彼から連絡がきた。

電話に出るとやはり、その一声に

何もかも承知の思いが見えてくる。

「電話・・・出てくれないかと思った。

それより、着拒されてるかと・・・」

電話というつながりでさえも切れていなかったことに涙が浮かんでくる。

この罪悪感。

そんな風に突然切られてもかまわないとも

あり得るだろうと彼の中に予感を作り

私は愁嘆場をさけたのだ。



「友達でいたいから・・・」

それは、私の卑怯な手口でしかない。

「誰か・・好きな人ができた・・ってこと?

俺とやっていけないってだけ?」

二者択一の質問はの答えは残念ながら両方であり

両方でないといえた。



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