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葵・・・2

 仕事から帰る道すがら、

私は必ず、マーケットに寄った。

彼との夕食の材料を買うためだった。

そこに、あの人がいた。

2年近く、ほぼ毎日、同じマーケットに通っていれば、

レジの店員の顔を見おぼえる。

家計を助けるためにパートで働く主婦層ばかりのレジ店員の中にいる男性は奇妙でもあった。

年齢は・・・

私とそんなに変わらなさそうに見える。

結婚していてもおかしくなさそうな年齢でもあるけど

レジの給料で、家庭をささえられるのだろうか?

と、思わなくもない。

それよりも、

なにか、結婚している男性のような、どこか落ち着いたかんじはなく

かといって、

遊び金ほしさで働いている風には見えなかった。



なにか、事情があって、

会社をやめて・・・

とりあえず、食いつなぎで、マーケットでバイトというところだろう。

すると、

実家とかから、かよっていなけりゃ、

アパート代もでないだろう・・・。



奇妙な存在感のせいもあって、

勝手にバックグラウンドをおしはかってみたりもしたけど

人当たりの良い性格が顔にでていて、

疲れているときにマーケットに寄ったときは

しらずのうちに、

その人の笑顔をさがしていた。



それでも、自分ではきがつかず

彼の職業とくらべて、

どこかで、その人を見下していたのだと思う。

だけど、

それも、あとで、気が付いた。



その人に惹かれ始めている自分をセーブするために

見下す理由がほしかっただけだと。





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