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―井戸の柊次郎― 壱・弐 に寄せて・・

――井戸の柊次郎― 壱・弐は 法祥 回向せしむるかや ― 白蛇抄第10話 の

いわば、根廻し編といってよいかと思う。

宿業でも、この根回しがある。

陸という「女」を物語中の語り部

裏事情をしる者として、登場させるために

佐奈の目撃した炭焼き小屋での情事でも、

相手の男は「陸」の名を呼ぶ。

この陸が唐突に登場してはいけないので

朋世のてて親をつかい「陸」のことを

さりげなく、知らせている。

「ぐずぐずしていると、陸に男をとられてしまう・・」と。

そこで、佐奈が目撃した情事の相手の読んだ名が陸であることが

印象付けられていく。

そして、お孝の胸のうちなどなどからも、陸の存在が普通に認識されはじめ

男漁りにいそがしいお陸が朋世の情事を目撃する部分にも、違和感がなくなる。

と、いうふうに、

うまい説明にはなってないが、

「根回し」をしておくということで、突然現れるという突拍子もない都合の良い設定をいれこまずにすませられ

物語の流れをスムーズにする。

井戸の柊次郎― 壱・弐  の物語で、根回しをしたのは

「被り」と「存念」というものへの認識といっていいと思う。

法祥 回向せしむるかや ― 白蛇抄第10話では、

その「存念」と「被り」が複雑にからみあっていく。

いや、すでに、伊予という幽霊の存念に差配されている法祥であり、

はるか、昔に滅びたはずの八十(やそ)姫の存念を「被った」ものもあらわれ

あらたに、被せようとする八十姫がうごきだす。

と、いうわけなので、井戸の柊次郎― 壱・弐 は、根回しをしいたといっても良い物語でもある。

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