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思い切る

憂生をはぐくんでくれた人は
とても、たくさん居ます。

この中で、誰かひとりということは、
本来できないことだと思うのですが

大きく、決定打をあたえてくれたのは、
山本周五郎と大江健三郎でした。

周五郎の
仁というか、
性善説と色分けされる、人間をまっすぐみて
その底にある「善」を引っ張り出すというところは、
憂生の作品の根底にも流れていると思います。

そして、意識としてもたらされたのが、
大江健三郎の
わが魂は洪水に及び
と、いう作品の中の大きなテーマだったと思われる言葉です。

それは
ラーニングをミーイングにする。
と、いう言葉でした。

学んだことに、価値付けをする

と、いう訳になるかと思います。

この言葉の重要点は
価値にする
と、いうことでなく
価値付けをする。
と、いうことです。

同じ意味に聞こえるかもしれませんが
価値にするというだけでは、
「うん。それいいね」
なのです。
価値付けは
その価値の中身を言います。
極端ですが、
その価値(うん。いいね)は100円の価値だね。
その価値(うん。いいね)は、200万円の価値だね。
と、いうふうに、価値の中身まで言及していくものなのです。
お金の値段として考えると誤解されそうですね。
たとえば、海のようだ。
山のようだ。
とか?

そして、学んだことを
自分の中にとりいれる作業であるわけです。

印をつけて、自分の胸板に鋲でさしておく作業です。

こういうことを大江健三郎から教わったのです。

それが、結局、憂生に文章や日記などで
自分の意識を目にみさせ、
ここを価値、と意義付けさせていくようになったところがあると思うのです。

そういう風に、やっていくと
逆にラーニングというアンテナがはりめぐらされて
たとえば、
東北地震のときのアナウンサーの一言に
あれ、おかしいぞと思い、
じゃあ、どうあるべきかというのが
ラーニングのアンテナをつたい
自分の胸板のメモ用紙にたどりつくわけです。

そこで、こうあるべきじゃないかというメモ(思い)を手に取ります。

すると、後日、そのとおりだというかのごとく、
皇后陛下が同じ言葉をくちにするのをみるわけです。

そこで、この価値は憂生にとって本物だとわかるわけです。

ラーニングを
意識化していくことだけでなく
どういう風に考えるべきかという
ミーイングにさせてくれるくせをつけてくれた
大江健三郎も憂生にとっては、恩人であるのです。

憂生が文章を書き始めたころ、
表現もまともにできずにいました。
そのころの友人が
そんな文章から、いろんなきずきをつたえてくれて
憂生の良いところを伝えてくれました。

そういう自分がいるんだということさえ
きがつかない憂生に
みせられた「憂生自身」に
憂生はびっくりしました。

たとえば
「親身になって、人を好く」
とか
でも、そのころから、奇妙に相手の良くないところ?とか
を、意識させてしまうのか?
問いただせてしまうのか?
許すとかせめてるとかというのでなく
憂生には、いまだにその意味がわかっていないのですが
「憂生とむきあうのは、辛い。なぜなら、自分の核とむきあわされるから」
と、・・・。

たかが、15、16の人間が
こんな哲学的な思考や精神をもちあわせていることのほうが
憂生にはわからなかったわけです。

それが、また、魅力であったとおもうのですが、
友人はその核にむきあうことになるという
核の部分については、おしえてくれませんでした。

むきあうのがつらくなる「核」とは、なんであるのか?

きけることではなかったのです。

そういう奇妙なところをもっているということを
おしえてくれたのが、友人でした。

たぶん、それは、
知らずのうちに
憂生が「そのままでいいのか」というところを
問いかけてしまうところがあったのだと思います。

これが、
いくつかの物語のなかでも、でてきていると思います。

空に架かる橋でいえば、
たとえば、被害者意識で生きていいのか?

とか、
お登勢では、いくつかの場面でそういう問い?設定があり
よりよく生きていく指標をつかみなおす。

など、
自分のためにかかされていながらも
何らかの問い直しが読む側の人のとりようで
浮上してくるところもあったのだと思います。

そういう問い直しを
自分にかせていくべきでありながら
なかなか、おとしきれていないぶん、
友人のようなタイプのひとには、
憂生は辛い相手だったのだろうと思います。

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