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立ち食い蕎麦

どうも、立ち食いそばといわれて思い出すのは駅にあるそば屋である。
プラットホームなどにあるそば屋のほうがなぜか、旨い。
何故だろう?
腹をすかせていて、なにかほしいと思うときに合致するからか?
学生だったころは、有名なプラットホームそばやがあって、わざわざ・・反対方向の電車にのって、食べに行ったことがある。
かえりは、プラットホームから元の方向の電車にのるから、運賃はただ。

いまでは、立ち食いそばというよりも、
屋台のラーメンとか?
そば屋のほうがむしろ高級店になっている。
憂生はあまり、蕎麦が好きじゃなかったが、九州の熊本で、(阿蘇の湧き水をつかったせいか?)手打ち蕎麦をたべてから、蕎麦も良いなと思うようになった。

そもそもが、冷やし中華が好きなので、
蕎麦もざる蕎麦がよいのだが、
麺にこしのある冷やし中華になれてから、蕎麦はいまいち、頼りなく思っていた。

が、手打ち蕎麦。
これほど、こしが有るのが、蕎麦なのかとおどろいた。
でも、相変わらずつゆを張る蕎麦は好きじゃない。

ただ、ひとつだけ、旨いと思ったのが
親父の作った巣篭もりの茶蕎麦。
緑の茶蕎麦に多少のグザイをそえて、真ん中をくぼませて卵をわりいれて、つゆを張り、蓋をして蒸す。

巣篭もりとは、いいえて、妙。
緑の鳥の巣に卵をおとす。
かつ、卵が蕎麦に微妙にからむ。
この様子が、いかにも「篭もる」そのもので、「巣篭もり」とは、目にも耳にも楽しいネーミングだと思う。

**************
京の都の一隅の立ち食い蕎麦の屋台に波陀羅はいた。
屋台の行灯の薄明るい灯に照らされた椀の底の汁まで飲み干すと
波陀羅は立ち上がった。
「やだよ。姉さん。もう行くのかい?」
人懐っこい顔と物淋し気な顔が奇妙に同居している、波陀羅とは
いくつも年の離れた女が声をかけた。
「ああ」
言葉少ない返事が返って来ると、遠ざかって行く波陀羅に女は呟いていた。
「何をしゃかりきになってるんだろうね」
その声に屋台の男が
「はあ?好きでやってんだろ?おまえ。そう言ってたじゃねえか」
掃き捨てるように言った。
「まったくね。あたしも、こんな事、好きでやれりゃぁ。いいだろうね」
商売道具の茣蓙を掴むと女は
「やれ、もう、一商売してくるかね」
立ち上がって、先の商いで得た銭の中からいくつかの銭を男に渡した。
蹴ころと呼ばれる娼婦にとって冬ほど身入りの悪い季節はない。

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