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物語の中から・・

「悪童丸」においては、

政勝が

因縁通り越すとはいかなることだと

尋ねている。

実は、「因縁通り越す」と、書きながら

櫻井さながら、憂生もうまく説明できずにいた。

判っているのだが

的確に言いあらわせる言葉がない。

物語中においても、まだ、しっくりきていなかった。

それは、通り越すという事でなく

因縁を通るという

自主的な行動が具体的にどういうことなのか?

を、物語のなかで書いていなかったせいだろう。

「悪童丸」第2話の時点では

かくことができなかった。

物語の中でここをはっきりさせなきゃいけないというのが

のこっていくことになり、

これが、オムニバスという形式をとらせた。

「蟷螂」の話は一番最初の設定だった。

だが、よくありがちな話ですでににたような話しが

別の人の手で書かれているとおもう。

この話から3年くらいしてからだったか。

突如ひらめいた。

それで、「悪童丸」から書き始め、14章めをかいてから

「蟷螂」をかいた。

この「蟷螂」の情念をして、「悪童丸」の説明につかう。

と、ともに、政勝とかのとの間におきた事件も解決する。

「白峰大神」第3話のなかでおきた事件。澄明が鼎をすくったおりに

澄明がかわりに業をひきうける。

この業を綺麗にする話をかかねばならない。

これが「宿業」第7話になっていき・・・と。

ここを解決しなければいけないという箇所があり、

最初にかいた

それは、通り越すという事でなく

因縁を通るという

自主的な行動が具体的にどういうことなのか?

を、物語のなかで書いていなかったせいだろう。


ここを書くことになったのが

第16話


ねたばれになってしまうが、これがたったひとつのネタでないので

かまわないとして

以下にあげる。

「さきゆき、共に暮らせる因縁に変転させるには、通るしかないのです。

そして、とおりこすしかないのです。

通り越すと言う事は因縁をしいたそもそもの思いを

自分が通りつくして己の中ですんだことにするしかないのです」

「すんだこと?」

「あたらしい生き様をもとめるには、

この因縁をすんだ事にするしかありません。

そのためには、とおりこすしかないのです」

「・・・・」

「とおりこすとは、同じ因縁の巻き返しから、

因縁の発祥である思いを全て、受け止め攫えてしまうことです」



まあ書いた本人なので、納得してしまう部分でしかないと思うし

ここだけ読んでもピンとくることじゃないのだけど

いやあ、なんか、非常に納得してしまって。

現実親と同じ失敗をくりかえしてしまうということがあったりするわけで

ここらへんだけみれば、

通っただけなのか

通り越したかわからないわけです。

同じ失敗をしながら良い結果になっていけば

因縁通り越したという事になるのかもしれません。

結局

とおりこすとは、同じ因縁の巻き返しから、 

因縁の発祥である思いを全て、受け止め攫えてしまうことです


自分も同じ失敗をしたという事を悔やむのとは少しちがって

たとえば、親父。お袋、こんな思いだったんだなあ。

と、うけとめきってしまう。


たとえば酒乱の親がいて、

いやでいやでしかたがなかったのに

自分もある年齢になったら酒乱になっていた。(因縁通りということ)


ここで、嫌だったものになってしまった自分がみじめだとか

かんがえるのでなく

酔っ払って気分いい。ああ、親父こんな気持ちだったんだなと自らが通ってわかる。

ついつい、おこりっぽくなる。ああ・・親父・・(以下同文)

やめようとおもうのについ手が出る・・・ああ、親父・・(以下同文)

と、受け止めていく。判っていく。

これが、因縁通り越していく。


と、いうこと。(極端すぎて、ぴんとこないかもしれんが)


宗教や仏教やってるわけじゃないので、

それに照らし合わせた考え方じゃないけど

因縁の繰り返しにみえて、

因縁をさらにくりかえさせるか、くりかえさせないかは

通るか、通り越すかの違いになってくるのではないかと思う。


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