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考え事

憂生の作品。

 

沼の神をよみなおして、なんとなく、解けたというか。

 

沼の神は

 

のぞまぬ性をうけいれなければならない主人公に

 

ひとつの解脱をあたえようとしている。

 

と、こう思ったとき、

 

このテーマ?といっていいのか、自分でもわかっていないが

 

空に架かる橋の設定と同じなのではないかと。

 

空に・・の主人公はにくいはずの敵兵の

 

死におびえるその心までも掬いとってしまったといっていい。

 

もっと、おおきなスタンスで敵をも包み込んでしまう。

 

このうしろに、慰安婦問題があったと思う。

 

慰安婦にさせられたとわが身をはかなんでしまっているが

 

もっと、おおきなスタンスにたてれば、(空に・・の主人公のような?)

 

慰安婦にさせられた惨めな自分ではなくなる。

 

むろん、そんな風に思い方をかえろという意味でなく

 

こういうスタンスもありかなと

 

捉え方をかえてみることもできるんじゃないか。

 

そんな思いもこの作品をかきながら思っていた。

 

むろん、ひとつの側面として。

 

ようは、人生の中で、おきてきた望まぬ出来事に対し

 

こんなめにあわされる。悲しい。いやだ。

 

じゃ、なくて、

 

思い方や見方をかえていけば、

 

もっと大きな(広い?)スタンスにたてるんじゃないかなって。

 

 

ま、昔はよくいってたんだな。

 

よろこぶ。

少女パレアナの話からだな。

 

見方を変えたらよろこべることはいくらでもある。

 

片足をなくした紳士にパレアナは

「まあ!よかったじゃない」

 

「片足だけでよかったわ」(だったかな?)

 

お屋敷の屋根裏部屋に住まわされることになると

 

「ここは、素敵。お星様がきれいにみえるわ」

「よろこべる」ことをさがしていく。

このよろこびさがしのために必要なことは

見方をかえるということ。

 

見方を変えるためには、かんがえなきゃいけない。

 

どう考えれば、見方をかえて、よろこべるか。

 

その「かんがえる」

 

これは、観を変える(かんかえる。かんがえる。)ということだときかされたことがある。

自分の中の固定観念が見方の基準を別の価値観にかえさせなくする。

足の悪い紳士でいえば

 

片足を失ったのは悲しい。この固定観念をかえられない。

 

パレアナの一言で(物語上なので、多少、都合よく展開してるともおもうが)

 

別の基準にきがつかされて、見方がかわり、別の価値観をもつ。

まあ、憂生の作品はこういうふうな作り方をしているのがおおいとおもう。

 

ところが、固定観念が、いよいよ、むつかしくなってくる。

ブロー・ザ・ウィンドのように、目からうろこみたいに

変わるというばかりではない。

 

ちょうど、変わり目にたっていたからこそ、うろこがおちたともいえる。

 

小枝もそうだろう。

ところが、空に・・にしろ、沼の神にしろ、確執というか、

 

被害者なわけだから・・・・。

また、いっぽうで、宿業のなかでも、

別の価値観が夫婦をすくっていく。

 

これを思い返してきがつくことは、

結局、空に・・も、沼の神も、もとめていることは、

もっとおおきなスタンス=愛で生きろということなんだと思う。

 

日本的にいえば

「情」

沼の神の正体を朱雀(陰陽師、南の守護)がときあかす。

沼は水を召すとかく。

水は注ぐものであり、その音は「じょう、じょう」

「じょう」とは「情」であり「上(じょう)」であり

 

「上」は「かみ」であり「神」である。

 

神(沼の神)とは、情をそそぐものであり

上(神)にいなければ、注ぐことはできない。

情を注ぐものになれと、

沼の神が現れたのだ。

情。

心が青いとかく。

青い水は清い。

青い心も清い。

水はどんなものにも沿う。相手の容に沿う。

心もまた、どんなものにも沿える。

情とは、相手の心に沿って己を変えていけるものだろう。

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