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おもうまま

よく、文章がうまくなりたいとか、ライテイング技術をたかめたいと

いう人がいる。


こういうことは、黙っておけと思う。


「人の文章を読むことはひいては、自分の文章力を高めてくれる。」


これも、おなじく。


まず、素直な思いを言う。


文章がいくら巧くなっても、訴えるところ、テーマが、薄いと

ただの言葉遊びにおわってしまう。


また、テーマが薄いとしても、書きたくてたまらないという

思いがないのかと、うたがってしまう。


技巧や技術ばかり重視するあまり、情熱がなく、訴えるものが薄い。ように、みえる。


訴えたいものがあれば、人はかかずにおれない。

と、思う。

このときにうまくかこうの、どうとかは、思わない。


つまり、かきおえて、よみなおしてみてから、稚拙な箇所をみつけ、

うまくつたえきってないところに気が付いていく。


その結果、巧くなりたい。

に、なるのだろうが、これを口に出すのはよくない。

あくまでも、訴えたくてたまらずかいた。

だけにするのが、良い。


まあ、いわば、水面の白鳥がごときである。

たとえ、その体が泥でよごれていようが(稚拙であろうが)

ゆうゆうと泳ぐ姿がよい。

水面下の足のばたつきをみせないのがいい。

そういう風なことをおもってしまうのだが


実際、憂生が読者様に

「読者を意識せずに憂生の思うままにかけ」

と、しかられたときが、

このばたつきを見せていたときだと思う。


巧くかきたいとは少し違うが・・・。


ちょうど、ワープロにかきあげていた作品をネットにまとめて

アップし、ぽつぽつと新作を書き始めたころだと思う。


最初にきたのが、今は亡くなったある女性からのものだった。


読者を意識していませんか?

悪童丸のときのような迫力がありません。

貴方はあなたの思うままにかいてください。


実は自分でもまだ、気が付いてなかった。

それが、空に架かる橋を連載し始めたときだったと思う。


読者と一体化した連載になったのであるが

最初の段階で大きく意見がわかれた。


読者にこびるな。

と、いう言葉もそのころだったと思う。

相方のAKIRAでさえ、

「憂生らしくない。読者を意識しておさえてるん?」


確かに、と、思う。


憂生の今までの作品の多くは

数行目までに

「どういうこと?」と気にかからせるインパクト?(ちゃうな)

まあ、いい。

インパクトをおいていた。

最たるところで、その悪童丸であるが、

政勝が城の門を潜ると、白河澄明(とうみょう)が居た。
政勝に気が付くと、澄明はずううっと側に寄って来た。
「妖かしの者なぞに情をかけて…。
かのと様と百日は交わりをなさらぬように」
と、声を潜めた。

これが出だしなのである。

なんで?交わりをしてはいけない?なんで?

と、そのインパクトの答えをさがそうと、本文にはいっていく。


ところが、空に架かる橋では、このインパクトからひっぱっていくやり方を変えた。


平易な状況説明。

なに?なに?どういうことは、あとから、いっぱいでてくる。

どんでん返しの種も平易な場所にうずめかくす。

だから、それは、成功していたといってもいいのだが。


もうひとつあった。

ここでも、冒頭文だけしかおかないのは、

長いからばかりではない。


憂生の書くものは、性表現が多い。


真摯な内容を性を通して、表現できていないと

いわれれば、それまでだが、

うっかりすると、ネットのかなしさで、性表現部分を検索され、

その部分だけ読まれたり、ひどいときにはエロサイトにリンクされる。


そして、おおまかな構想をもっていた空に架かる橋だったから、

丁寧に状況説明をしていかないと、

性を通して表現されている内容がつたわりにくくなる。


逆に性表現のほうがインパクトをだしすぎて、

訴えていきたいことが、かすんでしまう。

つまり、ここが読者を意識したところだとおもう。

いまや、性表現などなんのそのという人が大勢いらっしゃるけど

大人の目からみて、陳腐な性表現であってもいけないし、

かといって、性表現にひきずられてしまってもいけない。


非常に難しい局面をかかえているものを

かきはじめていたわけである(憂生にとってはね)


だが、このばたつきは、つまるところ、巧く書きたいということである。

これをいまさら、書き始めてしまったあとで、

なんとかできるだろうか?

黙って、修練して書けるようになってから書かなかった。

それだったら、やめておけばいいだろうか?

かけるようになるまで、人の作品をよんで、おけばいいだろうか?

誰よりも自分がそれを許せなかった。


書かずにおけない。それにつきうごかされていた。

そして、

山口百恵の台詞にあとおしされた。

「赤点しかとれなくても、卒業しなきゃいけない。」

卒業とはひとつ段階をこえることだろう。

段階をこえるには、のぼりきらなきゃいけない。

のぼるきるとは、まず、完成させることだとおもう。


稚拙でもいい。とにかく、書いていくこと。

そう念じ、かいていった。


結果的には、何人かからの、読者を意識するなというお叱りと

相反して

この作品が一番読者を意識して書いた作品になったと思う。

巧く書こうなどという文章技術を意識してのことでなく、

読者そのものを意識していく。と、いう意味合い。

アトラス語録の冒頭を貼り付ける。


*****此処に『空に架かる橋』を連載しているときに
皆様から頂いた、コメントを編集しました。
文字総数1万6千文字。
憂生を支えてくれたアトラス神の言霊集です。 ********

「空に架かる橋」の連載をふりかえっている。

ブログに。
いつも、いつも、コメントを
下さる皆様。

ありがとう。

「空に架かる橋」は、憂生自身、どううけとめられるか、不安な代物です。

誤解されやすい表現を含んでいるし、
憂生の練りこみも
書き込みも不足しています。

そんな
作品から受け取ったものを
真摯として、感じ取ってくれているという、
多くのメッセージは
憂生の作品で、いえば、番外編。異聞。

こういう風な受止め方も出来るんだと、
憂生の作品をもっと広げていってくれる。

コメントと共に憂生の作品はドンドン
発酵して行きます。

「空に架かる橋」という
パンが焼きあがるのは
いつになるか、判りませんが
みんながくれた
酵母
発酵を促す適度な温度を保つ「むろ」

そして、読んでくれているという
快適な環境を憂生にプレゼンスしてくれている皆様。

この物語は
皆と一緒に書き進んでいると思ってます。

ありがとう。

そして、最後に


多謝!!
おわりました。


短いモノローグ?形式で
バックグラウンドを説明することを省きました。
彼女の推測で判断しているため?
事実とは異なる事も多いだろうし、
もっと、他の面で
どうだったのだろう?
と、知ってゆきたい疑問も
多くのこったと思います。

近未来の日本らしきところを舞台に彼女を
とりまく者達との三日間を
かきあげるのに、
よみあげてもらうに、
45日をついやしました。

初の連載に挑戦してみて、
書いてゆくだけではない
待ち時間を持ちました。

読んでくださる人を意識して
1章をかいて、待つ。

それはまるで、
紙飛行機をとばして、
最後に地面に降り立つのを
みとどけて、
次を飛ばすのに、似た感じでした。

手持ちのものを
連載にしていたら、
紙飛行機の滑空を見つめる事はなかったように思います。

ちゅららが、
もっと、もったいつけていいんじゃない?
と、手持ちの作品の掲載について、
おしんでくれましたが、
こうやって、連載をやってみたら、
うまく・・・/あはっ
もったいつけてしまいましたよ。

ちゅららのいうところはこういうところでしょうね。

そういう意味でも、連載は
読んでくれる人との一体感があり、
書こうと思えばいくらでもかきすすめられるのに、
読んでくれえる人との
共鳴感?が
滑空を充たしてくれました。

まさに、連載の醍醐味。
初にしてどっぷりはまらせていただきました。

有難うございました!!


まあ、ネットならではのことで、これが、出版作品であるのなら

書きながら、コメントなどもらったり、ダイレクトに読者の存在を

かんじることはできない。

自分の中で仮想の読者を意識していくことになる。

憂生は逆に、このめぐまれた待遇はよくないとおもってもいた。

一種高揚感が、いっそう自分をおしあげる。

麻薬で高揚して、書いているみたいなもので、

読者の存在を意識できないと、書いていても

高揚感、のりがでてこなくなる。

つまり、うったえるものがあって、

書かずにおけないでなく、

高揚あるいは共感などをえたくて、

かくという(と、御幣があるが)こともありえると思った。

これでは、読者と書き手がひっくりかえってしまう。

読者様のために書く。まるで、文章の奴隷のようである。

憂生が作家にならないと答えたわけがくずれていく。

自分の思うところを追従する。

それが原点。

そして、なにかしら訴えたいところがあるから、

文字にする。

これが逆転する。

読者様自らが、読者を意識するなというのは、おそらく、このあたりへの示唆だったんじゃないだろうかと思う。

憂生は憂生のおもうままにかけ。

ー私たちはそれこそをうけとめたいー

つまり、しのごのいわず、

熱のこもった作品を書け。


と。

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