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天という概念  6


歴史を紐解くに「天」という観念を尺にしないと見えてこないところがある。

と、言うことで

出雲大社を引っ張り出してきたんだけど。

もちろん、なにもかもが、「天」という尺で割り切れるとは思っていない。


ただ、考古学にしろ、民俗学にしろ、

見えにくいのが、「心理」「意識」「観念」だと思う。

たとえば西洋の童話?と日本の童話。

西洋の童話は悪者をこてんぱてんにやっつけるし、それを「良し」とする。

狼が出てくる有名な童話がいくつかあるが、日本に紹介されたとき

「良し」の部分が切り捨てられている。

日本人の感覚には受け入れがたいものがあった。


7匹の仔ヤギなどもそうだが、狼の腹に石をつめて、

水を飲みに行った狼が溺れ死ぬ。

すると、みんなで輪になって喜び踊る。

「や~~い。や~~い。狼死んだ~~~~♪」

と、唄もあったと思う。


ところが、日本の感覚でいくと、

6匹の仔ヤギが無事だったんだから

石をいれるという部分で、なにか、「やりすぎ」を感じる。


だまされる自分たちの「甘さ」みたいな部分について、

なんの反省も見られない。


ところが、日本の童話は

相手が反省すれば、許す。

やっつける。ではなく、

懲らしめる。

のである。


なぜか?


それは、先に書いた

自分側の「甘さ」を省みるせいではないだろうか?

もしくは、「やりすぎ」を行う心を省みるせいではないだろうか?


なぜ、「甘さ」や「やりすぎ」を省みるか?


ひょっとして、此処にも

「天」がいるのではないか?


天知る・・地知る・・己知る

と、いうくらい、

天はすべてを見通す存在である。

行動を見通すだけでなく

心の在り様まで見通す。


だから、いまだに

人事を尽くし天命を待つ

とか

誠の思いは天に通じる

とか


逆からみれば、

どこまで、

清廉潔白・・ちゃうな・・

まあ・・いい。

どこまでも、天に見られて良い自分であろうと考えたと思う。


と、なると、

自分を自分で尋ねあわせる。

「おまえのほうに落ち度は無いか?

それを棚にあげて、狼ばかりのせいにしてないか?

自分がもっと、しっかりしてたら、

狼が殺人・・殺羊をせずにすんだかもしれない。

狼に罪を犯させたのは自分にも原因がある。

で、あるのに、

殺してしまうというのは、自分の個人的なうらみに走りすぎている。

ましてや、仔ヤギは助け出したじゃないか。

それを、いきなりの制裁は分をこえてないか?

なんどか、忠告してそれでも、改心しないのならまだしも。

そして、

そういう努力をせずに、殺してあげく、大喜びする。

ありえん」


こういう風にどこかで、いつも、天を意識していたんじゃないか?


そして、その天から見て、あるべき姿の中に

「和」の心が入っていることに気がつく。



憂生は「和」の心を最初にもったのは、

実はスサノオではないかと思っている。


スサノオに「和」の心があったのと思うのは

スサノオが「天」の下にたった人間だからだと思う。


天。いいかえれば、高天原さえ生み出した「宇」であるが、

安泰の地である高天原を出たとき、

スサノオは「天」を意識した。


そこで、初めて、天を意識した存在がスサノオであるなら、

先に書いたように、天から見られている自分強く意識しただろう。


そこから、当然、

「和」の思いが出てくる。


だから、「和」の観念はスサノオから始まったと考えている。


聖徳太子の物語をこのテーマの最初の頃に、ちこりとかいた。


聖徳太子はスサノオや大国主命(先の話によると、同じ人物であるが)の処し方からも、

「和」をまなんだ。

そして、

「和」の考えを持たなければ、自分を律しきれない憤怒?があったとも思う。


自分を律したことにより、

いっそう、「和」があれば、なにもかも「和」になる。

太子が必要性にかられ、「和」を唱える仏教定義を取り入れる気になった。


それが、いつのまにか、

仏教から「和」を学んだとか、

聖徳太子の独自の考え方だといわれるようになったみたいだが

元々は

スサノオではないかと思う。

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