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作者のぼやき

蒼刻に何を書こうかと随分悩んだ。
いくつかの候補が上がった。既に書き上げている物も考えた。時代を昭和。第二次大戦、日本の敗戦の余波が個人レベルの生活の中に入り込んでくる様子を書いてみようとしたが、蒼刻の創刊号には重苦しすぎる。
さらに和国の亡国の物語をかこうとしたが、どうも、クランプの聖伝みたいだと、言われたのでやめた。(いずれ此処で発表させてもらおう)結局、7ページほど書いてほったらかしていた沖田総司を突付きだした。
結局、時代物かよ?
それも実在した人物を手前勝手に掘り下げようという。上に、司馬さんだって然り、その他諸々の人が沖田を綺麗に解剖して見せてくれている。憂生ごときが沖田の憂いを掘り下げたら「だれこれ?」って程、かけ離れた人物になってしまうだろう。
だから、初めに謝っておかなきゃなんない。あくまでもこの沖田総司は憂生だけのイメージです。物語中も、ちょっと都合よいようにキャラ設定をかえてます。自分でかいていて「ちょっと、こんなことする?沖田総司?」と、言う部分があります。もちろん時代考証は無視で、土方歳三のイメージも随分変えて独自な挿話を挟みこんでいます。
新撰組へのイメージが崩れたという事になりそうなので、熱烈なフアンの方は読まない事を提言します。(なんだ?それは?)
もう一編は新風舎の公募に送ったもの。奨励作品として共同出版を提示されたが、憂生には元手がない。で、諦めて此処に掲載する。
今も、幾つかの作品を公募に送ってみているけど、只で出版化できるのは賞を取った物だけ。今ひとつ、憂生のは才能が足りない。
沖田君の話も近々公募に送る。結果を昨今の
ファンタジー ブームに乗って、これも書いてみようと思いはするのだけど、なんだか、ちゃちなゲーム ストリーになってしまっていけません。魔法とか、魔物とか言う者を出現させようとするところが、憂生には無理があるようです。むろん、魔法や魔物を扱う必要性はないのだけど。
新潮社が十五年前くらいから始めたファンタジー小説の公募の時期がやってきております。
この第一回の入賞作品は酒見賢一だったかの流れる雲のようにという
中国 の正妃の話をあつかっていたものです。ところが、この話には魔法も魔物も出てこず、一瞬中国の大奥の事実史なのだと思い込みかねない内容でした。
十五年前にファンタジーなるジャンルを流布しようとした新潮社もファンタジーの規定を模索している状態だったといえるかもしれません。実際、虚実の出来事としてだけではフィクションの範疇でしかなく、何をもってして、ファンタジーと捉えるか?となると、是は読者側の既成観念によることと思います。
けれど、この十五年の年月の間に、ファンタジーと呼ばれるジャンルへの読者側の概念は変化し偏ったものになってきているかもしれません。憂生がファンタジーと言われてイメージするものには、魔法は使わないとしても架空の異種生物や異世界が扱われると思い込んでいる帰来があります。
どうも、ネバーエンディング
ストーリー の影響が大きいのです。ロックバイターや、ファルコンと言う存在は、インパクト が強く、童話でもメルヘンでもない、是がファンタジーだと頭にすりこんでしまったようです。でも、実際何を持ってしてファンタジーと規定するんでしょ?
こんな状態の憂生がファンタジーなるものを書こうとする事に既に無理があります。
身近に思える『思い・心理』なら、たぐってゆける。是をテーマにしていった挙句のストリー設定がファンタジーになる事も有り得るかもしれないけど、最初にファンタジーにしようなんてかいてゆける器用さはもちあわせていない。
つくづく、いかなるジャンルの事でも細かな心理を描写し表現しきれる器用な『○○みゆき』におどろかされるのであるが。
またしても、結局時代ものになってしまう憂生の底の意識はなんであるのか?
次回はこの辺りにメスを入れてみようかと思いつつ、筆ならぬボードを置いて第一回作者のぼやきをおわります。


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