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導かれてばかり・・・。

いがみあっていたわけではない。

だけど、親父とは

いまひとつ、うまくいってなかった。

些細な事がこだわりになっていた。

幼いころである。

たとえば憂生になにか、かってやるという。

別に欲しくないからいらないと、言っても

まあ、そういわずと1個でなく2個も買い与える。

むりやり、かいあたえられたものであるが、

それはそこ、子供 である。

そこそこに愛着がわくし、

やはり、親父が買ってくれたのが嬉しいのだろう。

ところが、

しばらくすると、

この間かってやった、あれな・・

と、いいだす。

田舎の事である。

市販の玩具なぞ中々手に入らない。

近所の親がどうすればてにはいるか?と、たずねただけなのに、

親父はそのひとにあげるやくそくをしてしまう。

そして、憂生に言う。

「あれ、だれそれのとこにやっていいか」

口調は質問だが・・・。

しぶしぶ、じゃあ、こっちならと一つを妥協する。

すると、

「いや、あっち」

結局憂生はうそをいう。

「ああ、いいや。

はじめから、ほしくなかったんだし、両方あげたらよろこぶよ」

勝手に約束して、自分のめんつがたたなくなる。

きまぐれにかいあたえ、けっきょくこう。

まあ、こんな些細な事がいくつもいくつも積み重なる。

余りに酷い事は言いたくないから、

こんなささいなことでおいておく。

ところが、

いつだったろうか、雅行とはなしていた。

ぶっちゃけて、親父の事もこと細かく。

雅行は憂生より年下だったけど

十代で結婚 してた。

憂生の話をききおわった、雅行は

自分の女房さんを例えにこういった。

「憂生のいうとることは、ようわかる。

親父さんもわるいわな。

でもな、憂生は「子」じゃないよ。

俺の嫁な。あいつみてるとおもうけど、

「お父さん」「お父さん」って、娘してるよ」

くち下手な奴だ。

でも、その言葉に憂生は頭の後ろをなぐられたきがした。

つまり。

憂生が今までいってきたことは

いかに、親父が父親らしくないかをせめている事ばかりだった。

雅行がいいたいことは、

親父が親父らしくないことをどうこういってるが、

憂生は「子」らしい思いを親父さんにおくったか?

くれん。くれん。ほしい。ほしい。

そればかりいってるけど、

憂生は「子」らしかったか?

父親がどうであろうと、もう、いいかげん、

自分こそが、「子」として、あるべき思いにたつべきじゃないか?

雅行の単純な言い方は、毒が無い。

「わしゃ、ようわからんのじゃが、なんか、変じゃ」

年下だったけど、素直に頭が下がった。

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