画像1 画像2 画像3 画像4

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

子供・・(白蛇抄)

白蛇抄のなか、第7話と第11話に、

ー子供ーがでてくる。

比較的、

ー子供ーというものを、

物語の中で、多くあつかっている。

産む・産まないという意味合いでの、子供をふくめてであるが。

この子供の存在というのは、

なにかにつけて、

ひとつの☆(星)といっていいか。

☆としての、存在として、

形になった子供として、描いているのは

白蛇抄のなか、第7話と第11話ということになる。

7話において、子供、草汰が最後にみせる「無垢な心」

ああ、異形であるが、3話においても、

子蛇が、やはり、無垢なこころをみせている。

11話においても、楠の精霊と、人間の婚姻

いわゆる異種婚であるが、

このエピソードをさしはさみ、赤子が

澄明の心をゆさぶっていく。

語り部がすくないので、妖狐(九尾)を登場させて

別の視点からの因縁をときあかしているが、

やはり、エピソード最後の楠をよいとなで父子だけでひいていくシーンにおいての、

赤子の姿が、異種婚でありながら、結ばれた夫婦の証として、

重要なポイントになっているとおもう。

男と女の情念。

これは、あるいは、どろどろとしたものであるが、

どうにもならない「わりきれなさ」「やるせなさ」を、

子供が、掬いとっていくようにおもう。

興味をもって、読んでくださる人がいるかもしれないとおもうので

具体的なストーリーをだしきれないので、

いまひとつ、いいたいことをおさえなければならず、

はがゆいところである。

オムニバス形式の物語であるが、

1話から、よんでいただかないと、非常にわかりにくい構成になっている。

1つの話しのなかにも、いくつかのエピソードがからんでいき、

第11話でいえば、

沼の神と、楠と、白峰大神という

3本の話しで、縄を結っているという感じになるか。

多く白蛇抄は、こういう一本の話しでなく、伏線をはったものや、

こよりにしたもの、縄にしたものとあり、

それが、さらに大きな縄を編んでいる。

14話までかいたときの文芸社書評を付記しておきます。

――「白蛇抄1~14」  -文芸社審査書評よりー

人と鬼と、そして神。
多くの登場人物が絡みあいながら、少しずつ物語の道筋が付けられてゆく。
―読み手は何よりもその壮大で深遠な世界観に度肝を抜かれるだろう。
エピソード はそれぞれ個々に独立はしているものの、前章が次章に、
そして、次章が前章と関連しながら、著者の描く世界の拡がりは留まる事を知らない。
番外編4編を含む全十四編の本作品は、複雑な人物相関の中で、
人間の業、情愛の深さ、本当の優しさ、
そうした「人間」そのものをテーマに描きだした超大作である。
 政勝を主人公とした第一編の「蟷螂」は作品全体の布石であり、
続く「悪童丸」では陰陽師 白河澄明の存在があきらかにされてゆく。中略。
第5編「邪淫の果て」までで、彼らをとりまく人と鬼、神との相関関係因縁が
概ね紐解かれそれにつれて、本作品の世界全体も膨んでくるのである。
本作品は陰陽師の活躍を単純に描き出す「活劇」でもなければ、
単に時代を異にしただけの恋愛 物語」でもない。
登場人物同士の心模様を非常に丁寧に描き出す事によって、
男女間、友人関係、家族の中に蠢く、人間の利己心、情欲、葛藤、
そして愛情や優しさを浮き彫りにした人間ドラマ であり、
本作品最大の魅力もこの複雑な人物相関にある。
前編では、判然としなかった事が他編で初めて明らかにされる事実によって
急に輪郭をもったものとなって眼前に立ち現われる。
読者はまるでミステリー の謎を解き明かされた時の快感に捕われ、
ページを括ることをとめられないだろう。・・後略。
 神と人間が交わり、半妖が跋扈する世界を舞台に
縺れ合った情愛と怨念の糸を解かんと陰陽師が躍動する本作品は
壮大なスケールを持った世界観と具に描き出された登場人物の心の機微が
読み手を圧倒する興趣に富んだ物語でした。
それぞれのエピソードを縦糸に、登場人物の想いを横糸として、
個々の作品の枠組みに囚われない、
作品全体をそのまま背景とした奥行きのある物語が編み上げられており、
それが、読者を引き込む魅力となっていたように思われます。
人物の心の襞を追い、愛憎半ばとする相関関係を描き出した
憂生様の筆力に確かな物が感じられ、審査員の大きな注目 を集めました・・・・
関連記事

コメント

非公開コメント
 INDEX    RSS    管理

猫・追加中

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近の記事

作品集(アルバム仕立て)

カテゴリー

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
日記
10190位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
3615位
アクセスランキングを見る>>

ブログ村

訪問者様

ページランキング

ブログパーツ

IP検索

全記事表示リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。