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親父が死んで4度目の盆を迎える。

年が離れた夫婦だった。

母が一人で寝たきりになった親父の

面倒を見てくれた。

「あのな、病院いれろって、いわれるんだよ。

じゃないと、私もたおれちゃうからって、皆心配してくれるんだけどね。

本人もいやがるしね。

病院で、点滴うって、充分な看護してあげたら、長生きできるかもしれない。

私が看たら、そんなに、もたないかもしれない。

それでも、おまえいいか?

あとで、病院入れてくれればよかったって

うらんだりしないよね?」

寝たきりになって、7年。

母も心臓病になって、親父の面倒をみるのもつらい。

それでも親父の思いをとおしてやろうときめたらしい。

「あんたの亭主だ。にるなり、やくなり、

アンタがきめりゃいいよ。

まして、憂生は何もしてやれんから・・まかせるよ」

それから、3年。

親父は生きた。

母が親父と一緒になるときは、

随分反対されたそうだ。

でも、皆折れた。

そのときに母はおばあさんから言われたそうだ。

「私より年上の人と一緒になるんだ。

ずうとと、くらしていったあとにな。

お前から、あのひとを捨てちゃあ、許さんよ」

親父が元気な頃に聞いてみた事がある。

おふくろを、きにいったのは、なぜだ?

『一緒に働いてるところでな、

おかあさん は、なんかで、生爪はがしちまってな。

足が血だらけになってた。

なのにな、頑張って、仕事するんだよ。

おかあさんはがんばる人だ」

親父みたいな年寄りじゃなくても、

20そこそこの母には他にもっといい人が

いてもおかしくなかっただろう。

母は親父が見込んだとおり、最後まで頑張って父をみてくれた。

親父が病院などに、いきたがらなかったのは、

ただただ、この母の傍にいたかっただけなんだろう。

つらい事。

苦しいことがあると、母を思う。

「貴方の子供 が、こんなことでくじけちゃ、おかしいですよね。

貴方の苦労を考えたら、こんなことぐらい、屁ですよね」

親父という人間を支え続けた母の生き方が又、憂生を支える。

わがままで、ワンマンで、短気で見栄っ張り。

そんな親父をほめるとしたら、

母をゲットした事。

今年も墓参りにかえれないけど、

「おかあさん」が、いてくれるからいいよな?

なあ。親父。

今頃、花をたずさえ、お袋は親父の墓に参ってる頃かもしれない。


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