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わが胸に菊香あたえんとてさしだせり乙女のかいな逆風わりて。

わが胸に菊香あたえんとてさしだせり乙女のかいな逆風わりて。
訪問記憶のロゴタイトルをご存知の方も
多いと思うけど、
これは、
憂生が作ってみた短歌である。

でき具合はさておき。

其の短歌の後ろにある話しを過去の日記から、
引っ張り出してみた。

わが胸に菊香あたえんとてさしだせり乙女のかいな逆風わりて。




こっちに着た直ぐの事だった。

伯父が就職祝い転居 祝いを兼ねて

なにか、かってやるといった。

丁度、孫娘の節季の祝いに雛人形 を買いにデパート にいくから、

「お前も来い。好きな物をかってやる」

と、でんわがはいってきたので、

同行をきめこむことにした。

ナニを買ってもらおうという気は無かった。

伯父の気持ちがうれしかったので、

でむいたのである。

先に伯父の目的の雛を見に行く事にした。

此処で乙女に遭遇したのである。

ガラスケースに入った市松人形である。

最初見たとき、幾分寂しげに見えた。

だが、なにより人形の構図が奇妙だった。

着物 のすそと袖は風にあおられたように

後ろに流れた線を描いている。

だが、乙女は腕を伸ばしている。

その手に菊の華をもっていた。

それが憂生には

「どうぞ」

と、差し出しているように思えた。

ただ、たったまま、

差し出している乙女の像であれば

憂生は此処まで心にとめなかったであろう。

風にあおられている。

それでも菊の華を差し出している。

この構図が心に染みた。

人との関わり。

この中でどれほど

自分の思いをささげようとつとめることができるだろうか?

見返りを求めずただ差し出すことはまあ、出来ぬ事ではない。

だが。

逆風。

時に酷い仕打ち。

裏切り。

否定。

拒絶。

こんな逆風を受けると、

人の多くは差し出す心さえ見失ってしまう。

だが、乙女は少し寂しげであったが凛とした思いを顔に浮かべ

菊華/愛とよぼうか?/を捧げんと、逆風に

あおられながら

手を差し出す。

腕を伸ばす。

自分がかわいくて、

くるしくて、

誰もが

逆風に身をちじ込ませる。

なのに、乙女はただ、じっと

ささげようとする。

憂生はこの乙女が語りかけてくる物に、

胸をつまされた。

憂生からいえば、与えられたものがある。

つよくならねばいかぬ。

自分の底の思いを見失わず

差し出せる強さを持たねば成らぬ。

「わが胸に菊香あたえんとてさしだせり乙女のかいな逆風わりて」

乙女のように生きたいと思った。

もちろん。この人形を祝いとして、伯父にねだったのはいうまでも無い。

追記。

ゆえに憂生は逆風を受けても

自分の思いを見る。

相手の行動/逆風/を見はしない。

自分は菊華をさしだしたい。

この思いをしっかり胸に抱く。

その癖は乙女がくれた物である

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