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新之助~~~~!!  *新之助シリーズ第1話

新之助~~~~!!/其の一 まあ、世の中には堅苦しくて まじめで融通のきかない人間がいて、 そいつの事を 岩部金吉などとか、と、たとえるのであるが、 これから、少し 話しをしてゆく野原新之助という 男も そのたとえに類する人物なのである。 いや、それにしては、 その男の名前・・・。 どこかの豪快な幼稚園児と同じではないか?と、 その話が ただのかちんこちんの岩や金のはなしではないだろうと 何となく憶測されていら...

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殿~~~~~!!★新之助シリーズ第2話

殿~~~~~!!/其の一 春。 爛漫の春。 桜。花開き 家老、野原新左衛門も 胸を撫で下ろす。 嫡男である新之助の 主家へのご奉公がかなった。 それだけではない。 新之助は 若殿の近習に抜擢された。 いきなりの異例の出世である。 もちろん、 父である、家老の新左衛門の七光りもあろう。 若殿がこのたび 跡目をついだという 実権の交代もあった。 上に新之助とは 年齢的にもかわらぬ殿である。 腹心の存在。 これが、殿の必要...

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釜茹での刑に処す★新之助シリーズ第11話

「くそ~~~~~~~」朝から殿が大きな声で喚いております。お食事だって、言うから新之助は控えて食の間の外で待っております。でも、あんなに殿が怒っていたらその声、いやがおうでも、新之助に聞こえます。どうしたんでしょね?やっぱり、新之助、気になって見にいっちゃいます。「どうなさったのですか?」そっと、たずねる新之助に一目もくれず殿はやってきたお女中を怒鳴りつけます。「いいか、そんな奴・・かまゆでの刑じ...

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しないで、しないで!! ★新之助シリーズ第10話

今日もこそこそと、師範の留守をねらって、剛之進と逢引をしようと師範代は師範の部屋にやってきたのですが・・・・。「おりょ?」留守のはずの師範の書斎の中になにやら、人の気配。どうやら・・・、師範の書斎を逢引の場所に使おうなんて考えはポピュラーだったようで・・・。ふむ・・先を越されてしまったと腕を組んだ師範代。待ち人きたらず状態では、場所をかえるわけにもいかず、剛之進がくるまで、「やれやれ・・ここで、ま...

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団子が食いてえ~~!!★新之助シリーズ第9話

お久し振りです。 新之助シリーズ・第9弾を始めようと思っていますが、 このお話も いくつかの前置き・・・ 落語で言えば、ネタ仕込みをしておかねば うまく伝わらないことがあります。 現代話に慣れていらっしゃる方には よく判らない用語?もありますので、 むかしかたりを含めて 地ならしをしてみようと思います。 大きくは二つのキーポイントがあります。 用語としては、 団子と田楽で・・・。 なんじゃ? そんな食い物知って...

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瓜割り~~~★新之助シリーズ第8話

瓜割り・・・/前置きです。 まずは題名ですが・・・。 瓜割りに致しました。 そのまま、「うりわり」とうちこんで、 変換をかけますと 「瓜破」と変わりますが・・。 この「瓜破」は、女性側の初喪失をあらわす言葉であり、 本編の場合は女性側でもなく、 今では、初喪失でもない物語に相成っておりますので、 「瓜破」では、意味合いが違ってきます。 では何ゆえにそれでも、 一種女性器の隠語とも解釈できる、『瓜』という、 言...

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恋敵 ~~~ ★新之助シリーズ第7話

例のごとく。 師範代の控えのまでございます。 そこにぽつねんと・・・ 今日も剛乃進は師範代を 待っておりまする。 大根事件がまだ、目新しい?読者さまは きっと、剛乃進がまた、なにかやらかすと、おもってるでしょう? あたり!! おおあたり!! あ~たはするどい!! なんて、ほめてる場合じゃないな。 待ちぼうけの剛乃進の観察日記?を つづけてゆきましょうか。 恋敵・・・2 剛乃進が待てど・・・師範代はやっぱり現れな...

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師範代 ~~★新之助シリーズ第6話

剛乃進である。 あれから、師範代と 妙な仲になりたいという 困った欲望を 妙なところがうったえるのである。 「う~~ん」 なんだか、妙にもよおしてくるのだが、 剛乃進を慰める師範代は まだ、あらわれそうにない。 「なにか・・・」 師範代の変わりになるものはないものかと 剛乃進はあたりを見渡した。 が、ない。 道場の師範代の控えの間で 剛乃進はさっきから師範代をまっているのだけど・・・。 「はやくこないかなあ・・...

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剛之進 ~~~★新之助シリーズ第5話

やっぱし、物語?になるんだよな。 つ~~ことで。 「剛之進」 いきます。 剛之進・・・・・その1 題名が剛之進で有るに、関わらず 新之助である。 出仕が叶い、新之助は殿の傍役として、 重鎮にあたいする存在になったのであるが・・・。 今日は久方ぶりの連日非番の初日である。 しばらくぶりに道場に顔をだしてみようと、 出向いた新之助である。 で、あるのに、 「あれ?」 誰も居ない。 う~~~ん。 よくよく、考えてみれば...

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与一~~~!!★新之助シリーズ第4話

与一~~~!!/其の壱 新之助。 今日は殿の弓のお稽古に 同道である。 やってきたのは、 城内のはずれに作られた弓道場。 早速殿に弓をささげ渡す新之助である。 「どりゃ」 みておれ。 あの、的に当ててみせる。 矢をつがえると、 一射!! 「お見事」 新之助の賛辞をききながら、 殿はおもしろくない顔である。 矢は的のど真ん中を見事に射抜いている。 「どうなされました?殿?」 なんで、そんな苦虫を噛み潰したお顔をなさ...

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黒~~~~!!★新之助シリーズ第3話

黒~~~~!!/其の① 新之助。 今日は馬術である。 殿は例のおひんにまたがり 颯爽と 新之助は もう一頭の馬。 黒にまたがり・・・。 またがってない。 それどころではないのである。 あぶみをつけようにも、 黒は否否否~んと、 にげまどう。 新之助は 背中にのせてもらえないどころか、 黒にくいつかれ・・・。 「殿・・・さては、こうなるのがわかっておいでだから、 新之助に黒をおしつけたのですね」 「だって・・・。黒はい...

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